効果的にドライブの回転振動を減衰させる制振強化対策ドライブケースに
アルメディオ製DVD-RWドライブDV-R5600S搭載

内蔵するアルメディオ社製 DVD-RWドライブ『DV-W5600S』は産業用ドライブである「DV-W5600S」は安定性を求められるビジネス環境において供給されているモデルです。長時間の安定稼働を前提としたシビアな用途向けに設計されているため、常に安定した環境でリッピングをおこなっていいただくことが可能です。

USB3.0接続により、ドライブが内蔵できないノートパソコンやサーバーなどと組み合わせての使用にも適しています。


※ライティングソフトは付属しておりません。OS標準機能を使用されるか、別途ソフトウェアをご用意ください。

 

DVD-RWドライブ基本仕様 メーカー：株式会社 アルメディオ(旧TEAC) 型番：DV-W5600S
書込速度		読込み速度
DVD±R	最大16倍速 (CAV) / 24倍速 (CAV)	DVD-ROM (SL) / ±R (SL)	最大16倍速
DVD±R DL	最大8倍速	DVD-ROM (DL) / ±R (DL)	最大12倍速
DVD±RW	最大4倍速	DVD±RW	最大13倍速
DVD-RAM	最大5倍速	DVD-RAM	最大5倍速
CD-R	最大40倍速 (PCAV) / 48倍速 (CAV)	CD-ROM / R	最大40倍速
CD-RW US	最大24倍速	CD-DA (DAE)	最大40倍速
CD-RW HS	最大10倍速	CD-RW	最大40倍速
CD-RW MS	最大4倍速	CD-ROM (M2 / M2F2)	最大20倍速
その他の機能	書込みエラー防止：バッファアンダーランエラー防止機能（DVD/CD） ローディング方式：トレー式

USB 3.0ケーブルで簡単接続

本製品の背面には、USB 3.0コネクタを1ポート装備。添付のケーブルで、パソコンのUSB 3.0ポートに接続します。今後ますます高速化・高機能化がすすむ光学ドライブの性能を十分に発揮します。

※パソコン接続用USB3.0ポート

リッピングドライブに最適な振動制御

CDプレーヤーなど音楽を再生する同一の空間に設置された光学ドライブ機器は、ドライブ自身から発せられる内部振動と、音楽を再生することにより発せられる音波、2つの振動から影響を受けることになります。こういった状況下では、フット部のスパイク等によるインシュレーターでの対策が一般的です。

外的要因（音波）による振動を抑制、安定したリッピングを実現

本製品は筐体が設置される位置と光学ドライブの位置関係に着目。光学ドライブを低く設置することで余分な振動の発生を抑え、振動を効果的に減衰。CDに保存された音源をよりよい環境下でリッピングができるようになります。

本製品は上記のような振動を効率よく減衰させるため、ケース内部の上下にシートタイプのインシュレーターを配置し光学ドライブを内蔵した5inchケースを密着させる構造を採用。
また、インシュレーターを設置する筐体には、従来のABS製スリーブより遥かに比重の大きいFe1.6t鋼板を採用。　強固なスリーブケースへ変更することにより、インシュレーター本来の性能を発揮すると共に全体へ伝わる共振を防止します。


右図：「セルダンパー」取り付けイメージ
下図：RP-EC5-AI制振イメージ

建材対策にも用いられる「イノアック製セルダンパー」を採用

本製品に採用するイノアック製セルダンパーは、セル構造の発泡ウレタンエラストマーです。
セル構造密度の異なる数種類のセルダンパーから本製品に最適な密度を持つBF-150をセレクト。　光学ドライブから発生した振動を素早く減衰します。　セル構造からなる優れたダンピング効果により振動を低減する本素材は、圧縮による歪みが小さく耐久性も高いため、建物の防振や建設工事など防振材として、また医療機器MRIの防振やHDDのダンパーなど、あらゆる現場で採用されています。


右図：INOAC製 防振ウレタンエラストマー「セルダンパー」断面イメージ

細部までこだわった制振の為のディテール

RATOC製 5inchドライブケースの特徴である簡単に固定できる内部鋼板の天板は、ネジ留めされていないため光学ドライブの動作により共振してしまう可能性があります。本製品にはここにもINOAC製セルダンパーを取り付けて内部共振を抑えます。