RAL -RATOC Audio Lab-
RAL-24192UT1

生産完了品

  • RAL Series
  • RAL-24192UT1

  • オーディオ専用クロック2基搭載。マルチスレッドと並列処理により低ジッターを実現

  • 24bit/192kHz対応
  • USB Digital Audio トランスポート
  • 標準価格 ¥72,000(税別)
  • RAL-24192UT1
  • RAL-24192UT1

 

24bit/192kHzオーディオファイルの再生が可能

パソコンのUSBポートから出力した音楽データをデジタル/アナログオーディオ信号に変換する、USBオーディオトランスポート。 RAL-2496シリーズで培った技術が、さらなる進化を成し遂げました。
本製品は、24bit/192kHz、176.4kHzなどハイレゾリューションオーディオファイルに対応。独自に開発したファームウェアでコントローラの実力を余すことなく引き出し、HDソースのもつクオリティを忠実に再現します。

USB Audio Class 2.0に対応

従来のUSBオーディオ製品は、Full Speed(12Mbps)モードで動作するUSB Audio規格「USB Audio Class 1.0」を採用しているため、24bit/96kHzがデータ伝送の上限となっていました。
本製品は、USB2.0の高速転送を活かしたHi-Speed(480Mbps)モードでの通信をおこなう新版規格「USB Audio Class 2.0」に対応。データ量の多い24bit/192kHzソースの伝送を可能にしました。

USB規格 USB 2.0 USB1.1
USB Audio規格 USB Audio Class 2.0 USB Audio Class 1.0
転送モード Hi-Speedモード(480Mbps) Full Speedモード(12Mbps)
USB Audio
ドライバー 
Windows 別途用意する必要があります
(本製品はドライバーを添付しています)
Windows 2000以降に
標準で含まれています
MacOS MacOS X 10.6以降に
標準で含まれています
MacOS 9以降に
標準で含まれています
備考   24bit/96kHzのデータ伝送が上限

ご注意ください
※各USBオーディオ機器の対応規格や対応OSについては、メーカーのサイト等でご確認ください。

デジタル(同軸)・アナログ(RCA)出力装備

本体背面に、同軸デジタル出力(COAXIAL)を搭載。パソコンの音楽データを、D/Aコンバーター等の外部オーディオ機器に入力することができます。さらに、本製品にはDACを内蔵しており、アナログオーディオ出力(RCA)も可能です。
<図1><図2>

独立したヘッドホンアンプを搭載

従本製品の前面には、ヘッドホン標準ジャックとヘッドホン用ボリュームを装備。本製品単体で、HD音質再生可能なUSB接続ヘッドホンアンプとして使用できます。 <図3>

USB2.0ポートに簡単接続、
MacOS 10.6以降は標準ドライバーで動作

Windows PCまたはMacのUSB2.0ポートに、簡単接続。
MacOS X 10.6以降では、OS標準のドライバーが自動でインストール。Windowsの場合は、添付CD-ROMから ドライバーをインストールします。ドライバーインストール後は、USBオーディオデバイスとして認識されます。

ご注意ください
※USB Audio Class 2.0ドライバーは、必ずインストールする必要があります。(USB Audio Class 1.0ドライバーでは動作しません)

ノイズ除去に配慮した設計

パソコンとのUSB接続や外部機器とのケーブル接続により侵入するノイズの影響を排除するため、コモンモードフィルタと静電破壊防止回路を実装しました。USBバスパワーからのノイズは、回路ブロックごとに独立したフィルタなどを実装することで抑えています。さらに、内部のデジタルノイズは、外部に放射しないようEMI対策を施しています。

ご注意ください
※高サンプリングレートの音楽を再生するためには、MediaPlayerやiTunes(QuickTime)などアプリケーション側の設定が必要です。

USBバスパワーのみで動作、
外部電源使用モードに切替可能

USBポートからのバスパワーで動作するので、ACアダプターは必要ありません。また、外部電源入力用のDCジャックを搭載。オプション販売品のACアダプター(RAL-AC05-03)ほか、電圧5V、電流500mAを供給可能な電源(φ4mm)が接続可能で、セルフ電源でのカスタマイズを愉しむことができます。

オーディオ専用クロックと
マルチスレッドによる低ジッターの実現

オーディオデータを忠実に再現するには、正確なタイミングでオーディオデータストリームをオーディオ機器へ送り届ける必要があります。
本製品では、ジッターを減らすための対策がなされています。

オーディオ専用クロックを基準として動作
本製品は、内部に2個の独立した±25ppmの高精度水晶発振モジュール(22.5792MHz、24.576MHz)を搭載。パケットのデータ数からクロックを作成するのではなく、オーディオ専用クロックを基準としてアシンクロナスモードで動作しています。
マルチスレッドにより処理待ちを解消
マルチスレッドと並列処理により、内部の処理を効率化。遅滞することなくAudio Streamに変換しています。
Hi-Speedによりタイミング精度を向上
Hi-Speedモードでは、Full Speedモードの1/8(125μS)という短い間隔でフレームが送り出されます。そのため、Hi-Speedモードの方が、パソコンからのデータ送出時に発生するタイミングのズレは少なく、より正確なタイミングでUSBオーディオ機器に届けることができます。

コンパクトサイズ

外形寸法は、約100(W)×83(D)×43(H)mm(突起部含まず)のコンパクトサイズ。

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